ベースボールマガジン「大阪近鉄バファローズ 永遠の猛牛魂」を読んで
ベースボールマガジン 2021年8月号
「大阪近鉄バファローズ 永遠の猛牛魂」
を読ませて頂きました。
あの劇的な優勝の軌跡。
そして、無念の球団消滅。
とても興味深いエピソード盛沢山で、
懐かしく、新鮮で、とても充実した内容でした。
なんといっても、
あの、”代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームラン” を
現地観戦していた一生の思い出は色褪せない。
大阪ドーム観戦自体も初めてだった自分にとって、
これ以上ない出来事だった。
今でも鮮明に覚えている。
あのホームランの瞬間を。
改めてデータ化された情報を見ると、
とにかくよく打って、打たれた(笑)
打率、防御率の凄まじいこと…。
得点の盛り上がりと
失点の盛り下がりは
ファンにとっては疲れたかも(笑)
あの試合はその後もプレイバックとして放送され、
我が家のレコーダーにも永久保存されている。
昨年のコロナ渦でのBS放送のもの。
梨田監督がコロナウイルス陽性で戦っていたとき。
回復を願う、アナウンサーの言葉。
これもまた感動がプラスされている。
そして、球団消滅の悲劇は
やはり選手達にとっても寝耳に水だったようで、
衝撃が大きかった。
当時ようやくAクラスに定着しかけた矢先の出来事。
そんなチームが無くなるなんて。
そして今でも近鉄復活を願う、選手がいる事も。
当時のファンとしての自分も
悔しい気持ちと、何とかなるだろうという安易な気持ちが
交錯していたのを思い出す。
いざ、楽天の新規参入が確定すると
自分の気持ちに任せた結果、
オリックスバファローズファンへ移った。
岩隈、磯部などの選手が
オリックス入団拒否の経緯もあり
複雑な気持ちだったが、
神戸に近いことも影響したか、
あの”仰木監督”に惹かれたか。
説明が難しい、簡単なものではないが
”ファン”というのは自然な流れなのかな。
とにかく、当時を思い出し
色んなエピソードが見られた素晴らしい内容でした。